歓声受け元気いっぱい 苫小牧ウエスタンズホープ大会

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  • 2025年6月11日
元気いっぱいにイージーベースボールを楽しむ子どもたち=8日、少年野球場

 苫小牧ウエスタンズホープ野球大会(苫小牧ウェスタンズ主催)が8日、苫小牧市市営少年野球場で行われた。2016年からコロナ禍による中断も挟み、今年で9年目。

 市内で年々野球人口が減る中、遊びを通じて競技に親しむことで普及拡大につなげる狙いがある。西地区の七つの少年野球チームに所属する小学4年生以下の41人とチームに所属していない12人が参加した。

 子どもたちはイージーベースボールに挑戦。1イニングに選手全員が打席に立つなど特別なルールがあり、元気いっぱいに振ったバットにボールが当たると保護者やチームからは大きな歓声で盛り上がっていた。併せて行われた塁間ダッシュやストラックアウトなどの点数で各学年のチャンピオンを決めた。

 グラウンドには米大リーグ・ドジャースで活躍する大谷翔平選手から全国の小学校に贈られた通称〝大谷グローブ〟も置かれ、未来のメジャーリーガーを目指す子どもたちが手に取る光景も見られた。

 苫小牧ウェスタンズ幹事長の長谷川慎さん(北光ファイターズ監督)は「普段、試合に出る機会のない1年生も打席に立てて、楽しそうだった。これから野球を始める子どもたちが増えてくれれば」と語った。

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