苫小牧市立中央図書館の読み聞かせボランティア「にじのはし」(久保田眞知子代表)が、2025年度子供の読書活動優秀実践団体文部科学大臣表彰を受賞した。同団体は03年設立で現在の会員は40~80代の男女6人。大型絵本を使ったり、手品を交えたりと会員の得意分野を生かした読み聞かせ活動の実績が評価された。
久保田代表ら5人が13日、市役所を訪れ、表彰伝達式が行われた。表彰状を手渡した金澤俊市長は「これからも子どものために活動を続けてほしい」と語り、久保田代表は「1冊でも多くの絵本を読み、子どもたちの心と心をつなぐ架け橋になりたい」と決意を新たにした。
同表彰は子どもの読書への意欲を高めるため、特色ある優れた活動を実践している学校や図書館、団体、個人を対象に実施している。