大谷、投打の二刀流復活投げて1回1失点、打って2安打   米大リーグ「一歩前進」大谷の一問一答

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  • 2025年6月18日
パドレス戦に先発したドジャースの大谷=16日、ロサンゼルス(時事)

 大谷は1番DH/17日

 【ロサンゼルス時事】米大リーグは17日、各地で行われ、ドジャースの大谷はパドレス戦に1番指名打者(DH)で出場。カブスの鈴木はブルワーズ戦に3番DHで先発メンバーに名を連ねた。

 【ロサンゼルス時事】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は16日、ロサンゼルスで行われたパドレス戦に1番投手兼指名打者(DH)として出場した。右肘手術からの復帰登板を果たし、エンゼルス時代の2023年8月23日以来となる投打二刀流の復活となった。

 先発して1回を2安打1失点。1、2番に連打を許し、犠飛で先制されたが、後続を内野ゴロに仕留めた。最速は100・2マイル(約161キロ)だった。打者では三回に適時二塁打を放つなど4打数2安打、2打点。ドジャースは6―3で逆転勝ちした。

 大谷は23年9月に2度目の右肘手術を受け、昨年は移籍したドジャースでDHに専念して54本塁打、59盗塁で史上初の「50―50」を達成。投手復帰に向けた調整も続けてきた。今年は開幕以降、ブルペン投球を重ね、5月25日に実戦形式の打撃練習に登板。その後も2度、実戦形式で投げ、復帰への準備を重ねてきた。

 二刀流復活となったドジャースの大谷翔平の一問一答は次の通り。

 ―登板を振り返って。

 そこまでいい結果だったとは言えないが、投げ終えて、また次も投げられそうな雰囲気があることは一歩前進。

 ―緊張は。

 野手より緊張した。

 ―週1度の登板でイニングを増やしていくのか。

 100マイル近くを術後に投げたのは初めてなので、あした以降の反応を見たい。1週間に1回投げつつ、イニングを少しずつ伸ばしていけたら、少し救援陣の負担が減ると思う。

 ―二刀流で気持ちは高ぶったか。

 比較的、体がずっと温まって試合に入っている状態だった。感覚的にはDHよりスムーズに打席に入れた。

 ―マウンドからの景色は。

 打者に集中していたので気にする余裕がなかった。(気持ちが)入り過ぎていたくらいの感じだったので、次からリラックスして、それを見られるくらいがいい。

 ―自身のバットで黒星を消した。

 1点取られて、バットで2点返して。(投手で)1イニングを消化したと思えば、トータルで見てプラス。1試合を通しては、よかった。

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