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  • 2025年6月18日

 国士舘大男子柔道部の部員6人が警視庁町田署の任意の調べに対し、大麻の使用を認めたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。同署は入手ルートの特定などを急ぐ。

 捜査関係者によると、大麻使用を認めたのは1、2年の男子柔道部員6人。一部の部員の尿からは大麻の陽性反応も出た。入手ルートについて「高校時代の同級生から買った」と話す部員もいるという。

 同署は16日、男子柔道部の寮を家宅捜索した。一部の部員の部屋から大麻のような植物片や吸引器具を押収した。

 同大は、男子柔道部員の大麻使用に関する情報提供を受け、14日付で同部を活動停止とした。16日に対策本部を設置し、事実関係の確認を進めている。

 大阪・関西万博会場の建物内に不法侵入したとして、大阪府警は18日までに、建造物侵入容疑で自称中国籍の大学生の男(19)を逮捕した。17日朝に発見された後、夕方まで会場内を逃げ回っていたとみられる。

 逮捕容疑は、16日夜から17日朝までの間、万博会場の「フェスティバル・ステーション」内に侵入した疑い。

 同署によると、16日午後9時半ごろ、同建物内に入る様子が防犯カメラに映っていた。17日朝に出勤してきたスタッフが、控室で寝ている男を発見。午前7時すぎに警備員に引き渡した後、逃走したという。

 月刊誌や週刊誌の原稿や写真撮影などを委託したライターらに取引条件を明示しなかったなどとして、公正取引委員会は17日、フリーランス法違反で、出版大手の「小学館」(東京都千代田区)と、光文社(文京区)に再発防止などを勧告した。2024年11月施行の同法に基づく勧告は初。

 公取委によると、小学館は24年12月、雑誌に関する原稿や写真、掲載モデルのヘアメークなどを委託しているライターやカメラマンら191人に対し、業務委託時に報酬額や支払期日などの取引条件を明示しなかった。

 期日の定めがない場合、原稿などを受け取った日に報酬を支払う必要があるが、同社は支払っていなかった。

 光文社も同年11月~25年2月、31人に対し、同様の行為をしていた。

 同法は、発注事業者がフリーランスに業務委託する際、報酬額などの取引条件を明示することを義務化している。

 小学館は勧告を受け、「社内に特別対策委員会を設置し、対策を講じる」と表明。光文社も「役員、従業員に周知徹底し、社内研修を定期的に行う」とし、いずれも法令順守を徹底する姿勢を示した。

 東北地方の太平洋側から九州は17日、高気圧に覆われて晴れ、35度以上の猛暑日になる所が続出した。気象庁によると、甲府市で今年の全国最高となる38.2度を観測したほか、群馬県高崎市で37.7度、静岡市駿河区で37.6度、埼玉県熊谷市で37.2度となった。

 猛暑日になった所は今年最多の65地点。主要都市では名古屋が35.4度で、今年初めて猛暑日になった。他の主要都市の最高気温は仙台34.7度、東京都心(千代田区)34.8度、大阪と福岡33.4度。

 18日も真夏のような暑さが続くとみられ、同庁は熱中症を防ぐよう呼び掛けている。

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