新年度

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年4月1日
新年度

 新型コロナウイルス禍で暮らしや仕事の仕方などを変えた人は多いと思う。記者は以前も当コラムで書いたが、巣ごもりを心掛けた時期に、通信販売にはまった。きのうも福岡市博多区のもつ鍋と、岐阜産の甘口の地酒を堪能した。

 自宅に居ながらにして、全国各地のグルメや地酒が届く。鮮度や温度が保てるクール便を使い、再配達にならないよう、時間指定で受け取る。新鮮な食材やお酒が少しでも劣化しないように受け取るためのささやかな努力。到着日は定時に会社を上がり、わくわくして待つ。

 そんな便利な生活を支える物流や運送業だが、新年度の幕開けとともに「2024年問題」に直面する。きょうからドライバーの時間外労働に上限規制が適用される。人手不足が深刻な昨今、一人当たりの労働時間が短くなれば、輸送力の低下は必至だ。各企業が業務の見直しや効率化、デジタル化などを進めている。

 ただ、運転手の長時間労働や低賃金は積年の課題。物流を停滞させないためにも、まずは業界の魅力向上が不可欠だ。宅配便は値上げやサービス縮小の動きもあるが、物流を維持し続けることが困難なほど、消費者も過剰な便利さを受けていたのかもしれない。記者も引き続き再配達の無駄をなくすよう努める。(金)

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