旧追分町の胆振東部消防組合追分消防団分団長を務めるなど約40年にわたり消防団活動に尽力した岡元勇夫さん(88)=安平町追分地区在住=に1日、高齢者叙勲の瑞宝単光章(消防功労)が贈られた。町役場総合庁舎で伝達式が行われ、胆振東部消防組合管理者の宮坂尚市朗・厚真町長から勲記と勲章を受け取った。
岡元さんは1960年10月に旧追分町消防団に入団し、71年に胆振東部消防組合が設立されてからは同組合追分消防団の団員として活躍。追分消防団部長、副分団長を経て95年に分団長となった。2000年に勇退するまで、常に第一線で出動し、訓練大会など各種行事にも積極的に参加した。
宮坂町長は祝福の言葉を述べた後、「今後もご指導のほど、よろしくお願いします。人生100年の時代、まだまだ輝き続けて」と激励。岡元さんは「身に余る光栄で、恥ずかしいですね」と控えめに語った。