ヨコスト湿原友の会(中野嘉陽会長)は30日午前10時から、定例観察会を同湿原で実施する。
観察会は、2016年4月に「日本の重要湿地500」に選ばれた同湿原の魅力を多くの人に知ってもらおうと毎月開いている。
当日は湿原そばに立つ海岸側の看板前に集合。友の会メンバーが、植物、昆虫、鳥類や環境について分かりやすく紹介する。水辺の植物を中心に観察する予定で、住宅地に近い湿原東部エリアではミクリなどが見られそう。参加無料で予約不要。ドクガの幼虫が発生しており、虫よけスプレーなどは各自で持参して注意する。
ヨコスト湿原(面積33ヘクタール)は、多様な自然環境を形成する低層湿原。多くの希少な動植物が暮らしていることから、非常に重要な環境にあることが知られている。