白老町交通安全町民運動推進委員会は15日の夜間、町内の飲食店38店舗を対象に飲酒運転根絶啓発活動を行った。同委員会、町交通安全指導員会のメンバーと白老交番の警察官を合わせて6人が、町大町で酒類を提供する飲食店を巡回し、飲酒運転根絶への協力を呼び掛けた。
夏の交通安全町民総ぐるみ運動、夏の全国交通安全運動(13~22日)と、飲酒運転根絶の日(13日)にちなむ活動。飲酒運転根絶の日は、2014年に小樽市で発生した飲酒運転がらみのひき逃げで女性4人が死傷したことで制定された。
交通安全指導員らと徒歩で町内を巡回した白老交番の細川義彰警部補は「今年は祭りなどのイベントが各地で再開している。気持ちを引き締め、多くの人に『飲酒運転をしない、させない、許さない』と協力を訴え、1件でも輪禍を減らしたい」と話していた。
関係者は店主らに運転者に酒類を提供しないよう協力を呼び掛け、啓発用のポスターやグッズを配布した。