白老町末広町の私設図書館「みみずく文庫」は16日午後1時半から、町立萩野児童館=町北吉原350=で絵本の読み聞かせ「おはなし会」を開く。絵本「10ぴきのおばけのかいすいよく」など5冊ほどを読み聞かせる予定(約30分)で、同文庫代表の山下麻理子さん(67)は「親子の信頼関係を育み深める場にしてもらえたら」と話している。
同文庫は1995年、図書館司書の経験を持つ山下さんが萩野地区に開館。2016年、末広町に移転した。32畳(約53平方メートル)の広さに児童書や絵本約4000冊の蔵書があり、月2回の開放日には町内の親子連れが本を借りに来たり、読み聞かせを行ったりと、本と親しむ絶好の環境となっている。中には、苫小牧市に転居した元町民が今も訪れ、利用してくれることもあるという。
同文庫の7月の開放日は25日、8月は8、22日。午前11時から午後4時半まで。