安平町のあびら観光協会は、今年町内で撮影した菜の花のフォトコンテスト2022の受賞作品を発表した。最優秀賞には、札幌市の原聡彦さんが撮影した「変幻グラデーション」が輝いた。13日から、JR早来駅内の町物産館を皮切りに上位作品の展示会を予定している。
町内を彩る菜の花畑を観光資源としてPRするとともに、町の美しい景観を記録に残そうと同協会が主催、町と北のなのはな会が共催している。今年で11回目となったコンテストは、5月16日~6月30日の期間で作品を募り、72人から124点が寄せられた。
審査会は11日に町役場総合庁舎で同協会関係者立ち会いの下で実施。1次審査で18点まで絞った後、テーマ性、表現性などの項目をポイント化して点数の高い入賞作品5点を決定した。優秀賞には、加賀屋茂さん(苫小牧市)の「ボクも乗りたいな」、川野修一さん(恵庭市)の「広大な菜の花畑」、五十嵐大地さん(安平町追分白樺)の「星昇る菜の花畑」、佐々木優太さん(札幌市)の「青天に輝く」がそれぞれ選ばれた。
入賞作品は町内の観光関連団体が発行する印刷物、広告、ポスター、ウェブコンテンツに使うほか、13日から1次審査を通過した18点に厳選した展示会を企画。早来地区では13~27日の期間、JR早来駅の町物産館で、追分地区は29日から8月21日まで、道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」内でそれぞれ開催する。
このほか、同協会独自に行ったSNSフォトコンテストではインスタグラム、フェイスブック合わせて801件の投稿があった。