畑さんぽ・メロン畑編 栽培方法学び 旬の味覚堪能  安平

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年7月4日

 安平町のあびら観光協会が主催するグリーンツーリズム事業「畑さんぽ」のメロン畑編が2日、同町追分地区の農家で行われた。町内外から親子連れら10人が参加し、地元産「アサヒメロン」の栽培について学んだ。

 産業について学ぶと同時に旬の農産物を堪能できる「あびらベジナビ」の取り組み。地元農家の協力で農作物の収穫時期に合わせて畑を案内してもらい、農業の裏側や農家の思いを直接見聞きすることができる。

 この日は2020年に就農した町追分向陽でメロンを栽培する黒木正輝さん(49)・絵理加さん(47)夫妻が施設を案内。メロンの生育過程を見せたほか、気を使っていることなどを説明した。また、収穫のタイミングについて「待ち過ぎても実が割れてしまうし、早過ぎてもおいしいメロンができない。見極めるのは今でも苦戦している」と本音を伝えた。農家になったことについては「思っていた以上に大変ですが、幸せなこともたくさんあります」と話した。

 参加2回目の苫小牧明野小学校6年、秦野桃歌さん(11)は「メロンの食べごろや、育ち方を詳しく教えてくれて分かりやすかった」と理解を深めた様子。この後、選果場でメロンを試食し、旬の味覚を堪能した。

 畑さんぽ・メロン畑編は30日にも開催。詳細は観光協会ホームページなどで紹介している。問い合わせは同協会 電話0145(29)7733。

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