「広く客観視して」 追分高校長が講話 追分中で 進路説明会

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年6月30日

 安平町の追分中学校(渡辺知峰校長)は27日、3年生の保護者を対象に進路説明会を開いた。この春、追分高校に着任した石若拓哉校長が、進路選択のポイントについて講話した。

 石若校長は、進路選択のポイントとして▽何を勉強したいのか▽自分に合った高校▽将来の進路―を挙げ、「何となく受験した高校に進むと(学習意欲や学校生活のモチベーションが)長続きしない。親としての思いを含め、しっかり話し合って選択した方がいい」と説明。「好きなこと、嫌いなこと、できること、できないことを広く客観視して見てあげるといいと思う」と話した。

 中学と高校の違いについては義務教育かどうかとし、「高校進学は自分が知りたい、やりたい、頑張りたい、通いたいの意志で成り立つ。願書を出す意味を思い起こして」と伝えた。

 追分高の紹介も行い、普通科の学校ながら3年時には選択科目を取り入れ、将来のことや自身の得意分野について学ぶ総合学科の要素を取り入れていることを説明。1間口の小規模校だが、教員が生徒一人ひとりにしっかり目が行き届く点を強みに「授業はもちろん、授業以外の部分でもアドバイスをしてあげたりしている。生徒も素直な子が多い」とアピールした。

 説明会は高校受験を控える3年生の保護者に情報を提供するとともに、進路について親子で話し合うきっかけにしてもらおうと企画した。

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