厚真中1年生ペタンク体験 鉄球のスローイングに苦戦

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年6月29日

 厚真中学校(北尾稔校長)の1年生は28日、町内本郷のあつまスタードームでペタンク体験を行った。生徒19人と教員らが初めて挑戦するニュースポーツを通して交流を深めた。

 ペタンクは、フランスで発祥したスポーツ。コートの中で「ビュット」と呼ばれる木製の標的球目掛けて鉄のボールを投げ、標的に近い球の数だけ得点を獲得する、カーリングと共通した部分がある競技。通常3人1チームで行う。

 同校は、総合的な学習の時間とレクリエーションを兼ねて企画。安平町ペタンク協会のスタッフを講師に迎え、投げ方のこつなどについてアドバイスを受けながら、8グループに分かれてトーナメント戦を繰り広げた。生徒たちは慣れない鉄球のスローイングに苦戦しながら、巧みな頭脳戦を展開。時折、大人顔負けのナイスショットも飛び出し、盛り上がった。

 堀田桜来さん(12)は「球が思った所に転がらないなどうまくいかなかったりしたが、みんなで協力すると作戦を立てて実行することもでき、チームワークを高められる気がした」と振り返り、「小学生でもできるので、厚真町内でも広がったら楽しいのでは」と話す。

 北尾校長は「子どもたちはわずかな回数で成長する。みんな笑顔で楽しくやっていてよかった」と目を細めていた。

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