初夏の森でストレス解消 ノルディックウオーキング 白老

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年6月22日

 第8回白老ノルディックウオーキング・緑の集いが19日、白老町のポロト自然休養林で開かれ、白老町内外から集まった40~80代の参加者約35人が初夏の森でウオーキングを楽しんだ。白老ノルディックウオーキング愛好会(堀川重男会長)が主催した。

 参加者は午前10時ごろ、準備体操で体をほぐした後、2・4キロと3・1キロの計2コースに分かれて出発。エゾハルゼミやウグイスの鳴き声を聞きながら、休養林の遊歩道を1メートルほどの間隔を空けて歩き、コロナ禍のストレスを解消した。

 北欧発祥のノルディックウオーキングは、2本のポールを使って森を歩く軽スポーツ。コロナ禍で不要不急の外出禁止が続いたことで、高齢者を中心に筋力、骨密度の低下も指摘される中、健康づくりにスポーツを楽しむ人も増えている。

 昼食後には、町内にある胆振東部森林管理署の桜庭英明署長の講話を聴く場も設けられた。参加者は、林野庁が襟裳岬で取り組む緑化事業が2023年度で着手から丸70年になることや、強風対策のため風に強いクロマツを植栽している話などに耳を傾けていた。

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