外国人の困りごとに対応 24日までオンライン行政相談 白老郵便局

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年6月21日

 白老町大町3の白老郵便局(蛯子強局長)は20日から、局内の個室で町内および道内在住の外国人向けオンライン行政相談を実施している。道と日本郵政、楽天グループの包括的連携における協働事業の一環で、24日まで行う。

 在留手続きや雇用、医療、福祉、出産、子育て、教育などに関する相談対応を多言語で行う北海道国際交流・協力総合センター(HIECC、札幌市)の北海道外国人相談センターの相談員が、タブレット端末を介して相談に応じる。

 利用者は、相談に来たことを郵便局の窓口で伝えると、一角にある個室内に案内される。タブレット端末で相談員につなぎ、ビデオ通話でオンライン相談が行える。事前申し込みは不要。

 言語は英語、中国語、韓国語、タガログ語、ベトナム語、ウクライナ語、スペイン語、タイ語、日本語に対応。ただし言語によって対応できない時間帯がある。相談時間は午前9時~正午、午後1時~同5時。

 蛯子局長は「白老は多文化共生を掲げるまち。道などと連携して地域の方の困りごとに応じるのも局の役割の一つだと思う」と話している。

 相談窓口は、各市町村に住む外国人の割合や札幌市からの距離、多文化共生への取り組み状況などから北見市、稚内市、根室市、白老町の道内4市町の郵便局で実施している。

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