一般質問 募集停止示された穂別高 生徒いる限り支援

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  • 2022年6月17日

 むかわ町議会定例会は16日、本会議で5氏による一般質問を行った。竹中喜之町長は、北海道教育委員会による公立高校配置計画案で、穂別高校の2025年度入学者募集を停止する案が示されたことについて、「昨年2月に連携協定を結び、魅力化を図っていた矢先の発表で町としても誠に残念」とし、町として「穂別高校に生徒がいる限り支援を続けていく」と述べた。

 北村修氏への答弁。竹中町長は本定例会後に道教委に出向き、改めて詳細な内容の確認を行う考え。今後は「地域における意見反映も含め、協議を進めていきたいと考えている。(道教委が)地元町民に対して丁寧に説明する機会を設けたい」と話した。

 栗原健一氏は、施政方針で掲げている穂別博物館周辺エリア再整備基本計画に言及。竹中町長は、胆振東部地震の発生で延期となっていた新たな博物館建設の構想について「適切な補助金、交付金を探りながら、25年度中の完成を目標にしている」と明かした。

 議案審議では、町内洋光で整備を進めている鵡川ししゃもふ化場の施設、事業の概要を盛り込んだ設置および管理に関する条例の制定など5件を原案通り可決。21年度一般会計繰越明許費繰越計算書など報告3件を承認した。

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