むかわ町内に在住する女性でつくる団体「RAYOCHI(ラヨチ)」は12日、同町穂別地区のアースギャラリーでワークショップを開いた。恐竜折り紙教室のほか、化石の発掘やアクセサリー作り体験などを行い、家族連れを楽しませた。
折り紙教室では、町内で恐竜折り紙の普及に取り組む町民有志が「カムイサウルス・ジャポニクス(通称むかわ竜)」の作り方を指導した。札幌市から訪れて参加した石橋陽人君(9)は「折り紙はあまりやらないので難しかったが、うまくできた。恐竜が好きなので、部屋に飾りたい」と満足げだった。
このほか、アンモナイトなど化石のアクセサリーやキーホルダーなどを作るコーナー、化石クリーニング体験コーナーも人気を集めた。
ワークショップを企画した同団体の早瀬千佳代表は「穂別博物館に来た人たちなどに喜んでもらい、(穂別地区での)滞在時間を少しでも長くできるように協力していけたら」と話していた。
ワークショップは、26日正午~午後3時にも同会場で開催。レザークラフトアーティストの「革恐竜の先生」(愛称)を講師に迎え、材料になる動物の革を使って地元にゆかりのある白亜紀時代の古生物のマスコットを作る。入場は無料だが、体験には料金が掛かる。