白老町内でソフトバンク白老ソーラーパークを管理運営するSBエナジー(東京)は8日、白老町に2021年度の売電収入の1%に当たる128万7000円を寄付した。同社電力事業本部の福﨑大輔本部長は「地域の役に立てる事業者でありたい。まちの教育振興のために活用を」と話した。
同社は14年10月、同町石山工業団地で太陽光発電所の同ソーラーパーク発電事業を開始。15年から毎年、前年度の売電収入の1%を同町に寄付している。
福﨑本部長ら4人が町役場を訪れ、8回目の寄付金を戸田安彦町長に手渡した。コロナ禍で20、21年の寄贈式は中止されたが、寄付は続け、累計寄付額は今回を含め計926万5100円となった。
福﨑本部長は「21年度は天候に恵まれたので、過去最高額の寄付ができた」と述べ、戸田町長は「毎年の多額の寄付に加え、町の学校教育にも関わってくださり大変ありがたい」と感謝した。
同社は町内の小学校でエネルギーをテーマにした体験型環境教育「未来×エネルギープロジェクト」も続けており、今年度は秋ごろに竹浦小学校で予定している。