新会長に 鈴木靖男氏 白老町統計協、総会

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  • 2022年6月9日

 白老町統計協議会は7日、町役場で2022年度総会を開いた。22年度事業計画などを承認したほか、任期満了に伴う役員改選で10年間会長を務めた中山繁氏(82)が退任し、副会長だった鈴木靖男氏(81)が新会長に選出された。

 来賓あいさつで戸田安彦町長は「コロナ禍に加え、プライバシーなどの難題がある中、統計業務に尽力してもらっている。今年も事業にまい進を」と統計業務への協力を呼び掛けた。

 議事では、21年度事業・決算報告、22年度事業計画・予算を承認。事業計画では、6月に経済センサス基礎調査、10月に就業構造基本調査、来年2月に住宅・土地統計調査を予定し、ほかに労働力調査、毎月の勤労統計調査なども盛り込んだ。

 同協議会は1986年、統計調査の円滑な推進に寄与することを目的に設立。会員22人は国や道から任命される非常勤公務員として、国勢調査や経済センサス活動調査などの各種統計調査に従事している。調査で作成された統計資料は、国や地方自治体の行政施策の企画立案に欠かせないものとなっている。

 協議会の立ち上げから36年間関わってきた中山氏は「多くの方々に支えられ職務を全うできた。今後は一調査員として会を支えたい」と謝辞を述べた。新会長の鈴木氏は「会員の高齢化が進むが、皆さんはまだまだ元気。知識と経験を生かして引き続き統計調査の推進を」と語った。

 役員改選では、湯浅精三理事を副会長に選出。理事が1人退任し、新たに3人を加えた。

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