安平町追分白樺の鹿公園キャンプ場で4日、アウトドアイベントが開かれた。まき割りやたき火の体験やコースター作りのワークショップなどが行われ、家族連れがキャンプとともに自然の中でできる遊びを満喫した。

　初夏のキャンプ場を楽しんでもらおうと同町が企画した。好天に恵まれ、子どもたちはまき割りやたき火、バランスを取って楽しむスポーツのスラックラインを体験し、木材を使ったコースター作りにも挑戦。町商工会青年部によるかき氷の提供や肉専門店による肉の販売なども行われ、多くの家族連れでにぎわった。

　札幌市内から家族で参加した竹田未宙さん（10）はコースター作りに挑戦し、「とても楽しかったし、うまくできた。飲み物を飲む時に使いたい」と笑顔を浮かべた。イベントを担当する町建設課は「キャンプはしないけれど、イベントを目的に来てくれた方もたくさんいた。感触としては良かったのでは」と手応えを話していた。

　11日には、ときわキャンプ場（同町早来北進）でも同様のアウトドアイベント開催を予定している。時間帯は正午から午後5時。