厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)は26日、この春入学した新1年生に対して、中学校での学習方法などをアドバイスする「勉強集会」を開いた。2、3年生がグループトークの中で普段の家庭学習や定期テスト対策のポイントを伝えた。
1年生に早く中学校の授業に慣れてもらい、学習意欲につなげてもらうための同校独自の取り組み。生徒会の学習委員会が主体となって企画した。
生徒たちは縦割りの6グループに分かれ、意見を交換。上級生は「テスト前に限らず、普段から少しずつでも勉強することが大事」「ワークブックの復習や解き直しをして」「先生が大事というところをチェックしておいて」などとレクチャー。1年生は質問をしながら聞き取った内容をノートやタブレット端末にメモし、今後の糧にしていた。
三浦一久さん(13)は「ワークやプリント、問題集などは、テスト前ではなく、普段からこつこつやっていくことが大事だと教わった。(定期テストでは)特に数学を頑張りたい」と意欲を見せた。