浦河署(佃正弘署長)は20日、様似町内にある寺院の住職を「地域の安全安心アドバイザー」に委嘱する交付式を同町中央公民館で行った。
同署は、法要や法事に参列した高齢者に法話をする住職の発信力や影響力に注目。高齢者は特殊詐欺、交通事故被害に遭いやすいことから、法話に警察署で提供する防犯、交通安全情報を盛り込んでもらい、防止につなげる狙いで委嘱した。
アドバイザーになったのは、法敬寺の藤條忠秀さん、禅輪寺の馬場泰俊さん、厚澤寺等●【9163】院の大久保和行さん、法耀寺の江上潮純さんの4人。
佐藤匡輝副署長は、「浦河署管内の住民に関心を持っていただける取り組みになれば」と話していた。