まるでトマトのよう―。イチゴの収穫期を迎えた厚真町上厚真の山川農園で、巨大なイチゴがなった。幅7~8センチのサイズで、重さは通常をはるかに超える95グラム。関係者は「ここまで大きいのは見たことがない」と目を丸くしている。
同農園では、品種「けんたろう」を栽培しており、4月下旬に収穫をスタート。巨大なイチゴは18日、実となった3、4個がきれいにくっついた状態で取れた。
同農園では大粒の目安を12グラム以上、特大を23グラム以上としているが、50グラムほどになることもある。今回のイチゴについて、同農園の山川克基さん(39)は「花同士が重なって実が大きくなることはあり、過去に60グラム台まで大きくなったことがある」としながらも、「90グラム台は見たことがない」と驚きの表情を浮かべていた。