白老町末広町のBLUE SALMON(ブルーサーモン)は今月から、スケトウダラを使った「地元お魚活用プロジェクト」シリーズ4品を、恵庭市の道と川の駅「花ロードえにわ」で販売している。スケトウダラは白老に水揚げされる主力魚種で、たらこの親として知られる白身魚。同社の貮又聖規代表(50)は「たらこの親で、たらこ以上の魅力を持ったスケトウダラをPRしていきたい」と意気込んでいる。
地域資源活用の商品企画を手掛ける同社は昨年4月、スケトウダラを一口サイズにカットした「ディルマリネ」を商品化。現在までに「白銀の塩辛」「バジル白ワイン風味」「チャンジャ風」と計4品のシリーズを販売している。製造は函館市の竹田食品が担当した。
商品は今年1~3月、JR札幌駅の道産品アンテナショップ「北海道どさんこプラザ」で試験的に販売したところ好評で、6月末まで期間を延長することになった。貮又代表は「白老の豊かな海の幸をもっと多くの人に発信したい」と4月中旬ごろ、道内でもトップクラスの集客力を誇る「花ロードえにわ」に打診し、販売が実現した。
「ディルマリネ」「白銀の塩辛」「バジル白ワイン風味」は各650円、「チャンジャ風」は680円。町内では、白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)の観光インフォメーションセンターやスーパーくまがい(本町)などで扱っている。