交通安全願いヒマワリの苗植える 高静小児童  新ひだか

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年5月20日

 新ひだか町の高静小学校(鈴木晋作校長)の児童会書記局の6人が17日、静内こうせい町の日高徳洲会病院敷地内の花壇にヒマワリの苗を植えた。

 2019年7月20日、同病院前のT字路で同校の女子児童(当時4年生)が死亡する交通事故が発生したことから、静内署が同校に「ひまわりの絆プロジェクト」を持ち掛け、昨年から同病院の協力を得て児童会で実施している。

 同プロジェクトは11年11月に京都府内の交通事故で亡くなった4歳男児が育てていたヒマワリの種を、警察官が引き継ぎ、全国で開花させていくことで交通安全と命の大切さを訴えようと取り組んでいる運動。

 この日は、同署警務課の菅晃伸係長ら5人と同校の鹿海圭吾教頭らが見守る中、6年生の岡本太陽児童会長らが交通事故をなくそうという思いを込め、苗を植えた。

 沢田さんは「高静小の女の子が事故に遭っており、活動を通してみんなが交通安全に気を付けるようになってほしい」と話していた。

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