草花で手作り体験楽しんで 「アトリエおおはし」の大橋さん  白老

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年5月19日

 自宅の庭で育てた草花などを加工し、オリジナルのアクセサリーやインテリアを作る機会を提供する人が白老町にいる。日本バイオフラワー協会の技能資格者、大橋範子さん(69)=町栄町=で、「お花を使った手作り体験を気軽に楽しみませんか」と呼び掛ける。

 大橋さんは、暮らしに彩りを添え、自宅でできる趣味を始めようと、2014年ごろに通信教育でプリザーブドフラワーについて学んだ。同フラワーは生花や葉の水分を特殊な液で抜き、別の色に着色した素材。枯れることがなく、長く保存できるという。

 近所の人を中心に「教えてほしい」という要望を受けて、翌春、自宅にアトリエおおはしを構えた。主に同フラワーを接着剤で固定しながら作るリースや壁掛け、机上インテリアなどを手掛け、指導もしている。

 現在は、特殊な樹脂で同フラワーを閉じ込めてアクセサリーなどを作るクリアリウム技能の有資格者でもあり、クリアリウムのペンダント作りも手ほどきする。

 大橋さんは技術的なアドバイスに徹し、あくまでも「作ることを楽しんでもらいたい。カラフルできれいなもので暮らしを包んでほしい」と話している。

 生徒は白老や萩野地区などに6人いて、制作体験をしてみたい人の要望にも応じている。事前の予約が必要で、体験場所は4~6人までの場合は自宅アトリエ、大人数の場合は要相談としている。体験にかかる時間は1時間程度(扱う作品による)で、体験料のほか材料費などが必要。

 問い合わせ、予約は大橋さん 電話0144(82)4950。

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