新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、苫小牧市が米モデルナ製の「余剰分」を活用して受け付けていた先行接種の予約は3日、申し込みが定員の上限に達した。2回目接種から6カ月で打てるため、予約開始からわずか4日間で2850人分の枠が埋まった。市健康支援課は「今後も余剰があれば先行接種を実施したい」としている。
10日から始まるモデルナワクチンの集団接種(グランドホテルニュー王子)で、65歳以上高齢者の予約状況が低調だったため、2回目接種から6カ月経過した18歳以上の市民を対象に、先行接種枠を設けて1月31日から募集していた。今月は1日当たり300人、8日間の先行枠を設けたが、予約が殺到。一部で急きょ同450人に拡大したが、3日にすべての予約枠が埋まった。今後キャンセルが出た場合、随時予約を受ける。