白老町商工会の「しらおい創業スクール」が13日、同商工会会議室で開かれた。中小企業診断士を講師に受講者は、創業や経営のノウハウを学んだ。
同商工会は、町内での創業を後押しするため、必要な知識を身に付けてもらう計4回のセミナーを企画。札幌市の中小企業診断士田中修身さんを講師に招き、8月23日に開講した。ビジネスの立ち上げを予定する町民ら6人が受講し、これまでに「経営」「財務」「人材育成」などについて学んだ。
セミナー最終の13日は「販路開拓」をテーマに開かれ、受講者がマーケティングなどについて学習。「売り付けるのでなく、顧客の方から自社の商品サービスを求めてくる仕組みづくりが重要」といった田中さんの講義に耳を傾けた。
4回のセミナーを受けた受講者は、町の空き店舗活用・創業支援補助金制度に申し込むことができる。