安平、むかわでも

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年9月14日

 胆振東部の安平、むかわの両町も、コロナ禍と人口減少対策の一環として、サテライトオフィスを整備する動きを進めている。

 安平町は、早来地区の空き地にトレーラーハウス3棟を設置する計画。このうち1棟はサテライトオフィスとしての利用を想定し、年内にも事業者を募集する考え。2棟は起業家などに場所を貸し出し、お試し開業を行う「チャレンジショップ」などとして使ってもらう予定だ。

 むかわ町は、胆振東部地震で被災した鵡川高校野球部が仮設生徒寮として使っていたモバイルハウスを「震災復興のレガシー」施設とし、サテライトオフィスに活用する。さらに役場庁舎の敷地内に多目的スペースとして設置したほか、穂別地区にも仮設生徒寮を再利用した施設を整備した。首都圏や札幌圏の企業に対し、町内での利用の可能性、意向について調査を進めているという。

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