新ひだか町静内田原の静内農業高校(佐藤裕二校長、生徒129人)は2日、生産科学科3年園芸コース22人を対象に、外部講師を招いて1回目の特別授業を実施した。同校は、文部科学省の地域産業の担い手を育てる新制度「マイスター・ハイスクール新聞を使った授業のこと(2)新聞業界のこと(3)日本農業新聞のこと(4)新聞の読み方―について講義した。
活字離れなどで新聞を読まない若者が多い中、学習の事前準備として、今月から3カ月間、日本農業新聞を対象生徒の自宅に提供。授業では新聞の読み方、新聞からの情報収集の大切さなど、新聞に対する知識や活用法を伝え、日常的に新聞を読む習慣を身に付けることも目指している。
この日の授業後に行ったアンケートの結果では、日本農業新聞を活用していきたいかの項目に、ほとんどの生徒が「活用していきたい」とチェックを入れていた。岡部支所長は「高校生に新聞は身近ではないので、農業を学んでいる学校で『農業新聞』を読み学んでいってもらえたら」と話していた。
特別授業の2回目は29日、3回目は11月26日に予定されている。
(次世代地域産業人材育成刷新事業」の指定を受けており、事業1年目の取り組み。
講師は、日本農業新聞北海道支所の岡部泰志支所長と販売担当の福原亮佑さん。「農業における情報の分析と活用」をテーマに、新聞で学ぶ農業プログラムから(1)