道と札幌市などは26日、新型コロナウイルスの感染者を新たに504人確認したと発表した。日別の新規感染者数が500人を上回るのは2日連続。このうち231人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ5万5038人(実人数5万4881人)となった。
死亡の発表は2日連続でなかった。道内の死者は累計で1437人。
道は125人の感染を確認。内訳は、胆振管内17人のほか、石狩管内29人、十勝管内28人、根室管内16人、空知管内10人、オホーツク管内7人、宗谷、釧路両管内各5人、後志、渡島両管内と道外各2人、上川、留萌両管内各1人。
札幌市は285人(再陽性4人含む)、旭川市は59人、函館市は20人、小樽市は15人の感染を確認した。 新たなクラスター(感染者集団)は、根室管内羅臼町の小売店や札幌市内の認可保育施設、コールセンター、飲食店2件、ススキノ地区の接待を伴う飲食店の計5件、旭川市の食品関連会社で発生した。
また、道と札幌市などは、デルタ株(インド由来の変異株)疑いの感染者を新たに228人確認したと発表。道内のデルタ株疑いの陽性者は計5327人となった。
道内で治療を終えて回復したのは4万8471人。26日現在の患者数は5130人で、重症は前日から2人減の16人。25日時点の入院患者の病床利用数は、前日から23床増の895床。宿泊療養施設への入所日調整中の待機者を含め、自宅療養者は3468人となっている。