道栄、接戦制し準決勝へ―高校野球・南北海道大会

  • スポーツ, 野球
  • 2021年7月21日

 第103回全国高校野球選手権大会南北海道大会第4日は20日、札幌円山球場で2回戦3試合が行われた。北海道栄は札幌第一に3―2で競り勝ち、26日の準決勝で北海と対戦する。

 ▽2回戦

北海道栄

003000000―3

010001000―2

札幌第一

(北)小沼―奥山

(札)堀川、帯川―疋田

?川口(札)

?佐々木(北)水野、前村2(札)

 道栄は1点を追う三回1死一、三塁から4番川越の内野安打で同点。7番佐々木と8番奥山の適時打で逆転した。

 札幌第一は終盤の好機を生かせなかった。

北 海

10014202―10

01200000―3

東海大札幌

(八回コールド)

(北)工藤、熊谷、木村―大津

(東)門別、唐川―唐川、菊地

?関(北)

?山田、大津、宮下、木村(北)

― エース小沼完投、道栄 会心のゲーム展開

 北海道栄が接戦を制して4強入り。「1点差を守り切って勝とう」。糸瀬監督が試合前にメンバーに話した言葉通り、会心のゲーム展開だった。

 主戦の小沼は1回戦に続いて完投勝利。走者を抱えても抜群の安定感を披露した。初回には得意のフィールディングで札幌第一の犠打を封じた。糸瀬監督も「バントをしてくれた方がありがたいと思わせるほどのフィールディング」とたたえた。

 打線は下位が好調だった。三回、7番佐々木(3年)と8番奥山(3年)の連続適時打などで3点を奪った。六回に二塁打も放った佐々木は、春の全道大会決勝のチャンスで回ってきた打席で凡打に倒れた悔しさを晴らした。

 三回の適時打は2球で追い込まれた後の直球を捉えた。「追い込まれても打てると思った」。チームは悲願の甲子園まであと2勝。「準決勝でも勝負どころの1本を打ちたい」と力が入った。

北海道栄    打安点

(8)新田   410

(4)菊富   200

(1)小沼   520

(3)川越   311

H蝦名     100

3梶川     000

(7)臼井   310

(6)柳原   300

(9)佐々木  321

(2)奥山   311

(5)上阪   400

       3183

振球犠盗残失

12632100

投手  回 安 責

小沼  9 7 2

札幌第一    打安点

(8)新土居  300

(4)村上   410

(5)前村   320

(9)川口   421

(2)疋田   200

(3)伊藤   300

 3 中島   000

 H 名取   100

(7)水野   411

(1)堀川   200

 1 帯川   200

(6)山村   310

       3172

振球犠盗残失

531061

投手  回    安 責

堀川  51/3 7 3

帯川  32/3 1 0

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