全日本女子野球連盟北海道支部リーグ戦は3、4両日、駒大苫小牧高女子硬式野球部専用グラウンドでリーグ戦4試合が行われ、全日程が終了した。駒大苫小牧高は2勝1敗で準優勝。優勝は全勝の札幌新陽高。
駒大苫小牧高と札幌新陽高、札幌国際大、ホーネッツ・レディースの4チームが出場した。
▽リーグ戦
駒大苫小牧高
1002001=4
3000000=3
ホーネッツ・レディース
(駒)金田、野呂、渡辺、鈴木―勝俣
(ホ)敦賀、平井―浦川
?金田、嵯城、鈴木(駒)川村、岩倉2、中矢(ホ)
札幌新陽高2―0ホーネッツレディース
3日
駒大苫小牧高
00000002=2
00000001=1
札幌国際大
(延長八回タイブレーク)
(駒)金高、吹越―勝俣
(札)平澤―虻川
?千葉(駒)小松、磯山(札)
札幌新陽高7―0札幌国際大
▽順位 (1)札幌新陽高(3勝)(2)駒大苫小牧高(2勝1敗)(3)札幌国際大(1勝2敗)(4)ホーネッツ・レディース(3敗)
粘り強さ見せる
リーグ戦を2勝1敗で終えた駒大苫小牧が、ロースコアの試合で粘り強さを見せた。茶木監督は「終盤で崩れることが多かったけど、今回のリーグ戦では我慢強く戦えていた」と奮闘をたたえた。
3日の札幌国際大戦はタイブレークにもつれ、4日のホーネッツ・レディース戦も最終回まで同点だった。打線が中盤までに引き離すことができない試合が続いた。茶木監督は打撃について「全く打てていないのが現状」としつつ、「これまで十分振り込んできて、実際に強く振れている。これからは上がっていく一方」と焦りはない。
ホーネッツ戦は遊撃手の野呂(2年)が高校の公式戦で初登板し、2回を投げて無失点。カーブやスライダーを主体に打たせて取る投球を披露した。「狙った通りにストライクも取れた」と手応えを語った。
二塁手の藤井主将(2年)はホーネッツ戦の際、送球ミスで即座に交代する場面があった。「悔しかったけど、一つのミスの大きさに気付かされた。主将として強い気持ちで練習していきたい」と気を引き締めていた。