アジアリーグアイスホッケーのレッドイーグルス北海道は28日、苫小牧市出身で元ひがし北海道クレインズのFW入倉大雅(24)の入団を発表した。2020年2月の北京冬季五輪(22年)3次予選の日本代表を担うなど、パスセンスあふれるセンター。背番号は15に決まった。
和光中―駒大苫小牧高を経て15年に日本製紙クレインズ入り。同チーム時代こそ目立った活躍はなかったが、ひがし北海道とクラブ化した19~20シーズンのアジアリーグレギュラーリーグで7得点9アシストをマーク。昨年度の国内5チームで争ったジャパンカップでは、20試合に出場して2得点14アシストとチーム最多のポイント数を稼いだ。
また、20年12月の全日本選手権(青森県八戸市)では東北フリーブレイズとの決勝で2得点し日本一に貢献。最優秀選手にも輝いた。身長179センチ、体重81キロ。
入倉はチームの広報を通じて「わくわくしている。持ち味のパスでチームの力になり、出身地の苫小牧にいろいろな形で恩返しをしていく」と力強くコメントした。6月中の合流予定。