道栄、強豪相手にコールド勝ち―春季道高校野球 ベスト4進出

  • スポーツ, 野球
  • 2021年5月27日

 第60回記念春季北海道高校野球大会第4日は27日、札幌円山球場でトーナメント2回戦3試合が行われた。第1試合に登場した北海道栄は8―1で北照にコールド勝ちし、ベスト4進出を決めた。

 26日の大会第3日に行われた1回戦では札幌日大が7―5で函館工業に競り勝った。2回戦で激突した東海大札幌と札幌静修は2―1で静修に軍配が上がった。

 ▽2回戦

北 照

0000010 ―1

1600001x―8

北海道栄

    (七回コールド)

(照)宮川、門田、中鉢、佐野―竹澤、谷口

(栄)濱中―奥山

?岡崎(照)

 道栄がコールド勝ちで準決勝進出。1点リードの二回に打者一巡の猛攻で一挙6得点。投げては先発した2年生エース濱中が1失点で完投した。

26日

 ▽2回戦

東海大札幌

000100000 ―1

000000002x―2

札幌静修

(九回サヨナラ)

(東)唐川―菊

(静)佐藤、常谷―小飼

?佐々木(東)古石(静)

?唐川(東)

 ▽1回戦

札幌日大

011004001―7

110003000―5

函館工業

(日)前川―田中

(函)山崎―田中

?澤田(函)

?田中銀(日)

―課題修正し、北照を圧倒

 道栄が攻守に高い修正力を発揮した。二回までに9安打を集め計7得点。2018、19年に夏の甲子園出場を果たした強豪を電光石火のごとく攻略し、5年ぶりの春全道準決勝に駒を進めた。この試合でチーム最多の3安打と猛打賞の活躍を見せた新田(3年)は「何が何でもつなごうという気持ちだった」と胸を張った。

 25日の1回戦こそ無死満塁の好機で得点できない場面があったが、今回は打者一巡となった二回に「ボールをしっかり見て打たせたい」との糸瀬監督の意図でバスターから4連打するなど、目を見張るつながりを見せた。

 2戦連続で先発した2年生エース濱中は「初戦は浮いた球が多かった。今回はブルペンから低めを意識させてきた」と課題を克服し勝利に貢献。次戦も「優勝する気持ちで投げたい」と語った。

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