高校野球春季道大会が24日開幕 ―駒大苫、道栄が全道頂点に挑む

  • スポーツ, 野球
  • 2021年5月22日

 第60回記念春季北海道高校野球大会は24日、札幌円山球場で開幕する。室蘭支部代表の駒大苫小牧と北海道栄が栄冠を目指してトーナメント戦に挑む。

 全道各支部の予選を勝ち抜いた16チームが熱戦を展開する。駒大苫と道栄はともにAゾーンに入った。

 1回戦は駒大苫が24日、札幌支部予選の代表決定戦で札幌第一に延長十回のサヨナラ勝ちを収め、4年ぶりの出場を果たした東海大札幌とぶつかる。勝ち上がると、2回戦では支部予選で強豪の国際情報を破った札幌静修と釧路北陽の勝者と戦うことになる。

 同じく道栄は北見支部の常勝校、遠軽と25日に対戦する。2回戦は小樽支部を3年ぶりに制した北照と士別翔雲の勝者と激突する。

 駒大苫と道栄が勝ち上がると、29日の準決勝で室蘭支部対決となる。

 Bゾーンは選抜枠の北海や札幌光星など札幌勢の4チームがひしめく。激戦の旭川支部からは旭川実業との代表決定戦を延長十二回の激闘の末に制した旭川大高が出場。函館支部予選の代表決定戦で函大有斗に6―5の九回サヨナラで勝利し、5年ぶりに全道切符を手にした函館工業にも注目が集まりそうだ。

 大会は新型コロナウイルスの感染対策のため控え部員や保護者を含め、無観客で開催される。

 組み合わせは別表の通り。

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