少年野球の高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球南北海道大会苫小牧支部予選最終日は16日、少年野球場=苫小牧市=でトーナメント決勝が行われた。拓勇ファイターズが14―7で泉野イーグルスを下し、2年連続5回目の栄冠をつかんだ。拓勇は7月の南大会(函館)に挑む。泉野は同月の全道少年大会(札幌市)切符を獲得した。
決勝で拓勇は5―5の同点で迎えた七回に一挙9得点し勝利を決定付けた。泉野は三回以降、毎回得点で粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。
第50回全道少年大会、第46回道新旗争奪苫小牧支部大会を兼ねた今大会は8日に開幕。東胆振の16チームが出場し、競技4日間にわたって熱戦を展開した。
▽決勝
拓勇ファイターズ
3002009―14
0012112―7
泉野イーグルス
(拓)松本、福栄―目時直
(泉)黒江司、上原、木村、黒江琥―黒江琥、黒江司
●【917a】経塚(拓)
●【917b】木村、上原(泉)
▽準決勝
ときわ澄川ライオンズ
0020000―2
012000X―3
泉野イーグルス
沼ノ端ジェッツ
0011040―6
100042X―7
拓勇ファイターズ
15日
▽2回戦
沼ノ端スポーツ少年団
0100000―1
000003X―3
ときわ澄川ライオンズ
末広・美園合同
0200000―2
004000X―4
拓勇ファイターズ
沼ノ端ジェッツ
1002230―8
0000111―3
北光ファイターズ
◇スタルヒン杯代表決定戦(16日、とましんスタジアム)
ときわ澄川ライオンズ
0100110―3
1001000―2
沼ノ端ジェッツ
(と)松尾、片桐雷、片桐心―山本
(沼)三井、高野、松崎、加藤―島野
㈢阿部、山丸(と)
※ときわ澄川がスタルヒン杯(7月、旭川市)出場権獲得
―山村寛文監督
全員が最後まで諦めず、粘り強く戦えたことが優勝につながった。終盤、同点にされたが、今までやってきたことを出せば勝てると信じていた。焦りはなかった。
―目時直弥主将(拓進6年)
ずっとこの大会を目標にしていたので、勝ててうれしい。次は南大会で勝てるように頑張りたい。