第60回記念春季北海道高校野球大会室蘭支部予選は8日、とましんスタジアム=苫小牧=で開幕した。15日まで全道大会切符を懸けて2ブロックのトーナメント戦を繰り広げる。開幕戦は苫小牧南が室蘭東翔を8―0の七回コールド勝ちでかわして2回戦に進んだ。
胆振の22校19チームが出場。各ブロック優勝チームは24日に札幌円山球場で開幕する全道大会の切符を獲得する。昨年の前回大会は新型コロナウイルスの影響で中止した。
新型コロナの感染対策のため開会式は中止。有観客開催となるが、収容定員の半数で入場を制限する。
▽1回戦
室蘭東翔
0000000―0
340001X―8
苫小牧南
(七回コールド)
(室)小島―鎌田
(苫)佐藤大、伊藤―渡部
㈢干場(苫)
㈡杉山、伊藤(苫)
苫小牧南が圧勝。一回に3番干場の三塁打などで3点を先制。二回にも4点を加点した。先発した佐藤大は2回を三者凡退に打ち取るなど好投し、継投した伊藤も無失点リレーを演じた。室蘭東翔は2回までの大量失点で流れをつかめなかった。