泉野イーグルス優勝 〔苫民販売店協力会旗争奪西地区親善少年野球大会〕

  • スポーツ, 野球
  • 2021年4月26日

 第11回苫小牧民報販売店協力会旗争奪西地区親善少年野球大会は24日、苫小牧市ときわ町のすこやか公園グラウンドで決勝が行われ、泉野イーグルスがときわ澄川ライオンズを5―1でかわして優勝した。3位決定戦は錦岡ジュニアタウンズが大成フェニックスに5―2で勝利した。東地区は同日、準決勝までを消化。29日の決勝で明柳ジャイアンツと拓勇ファイターズが対戦する。

 西地区は泉野イーグルスが守り勝った。先発黒江司が4回を投げて無失点。打撃は内野手の3番木村が一回1死二塁で右越えの走本塁打で2点を先制、二回以降も加点し引き離した。ときわ澄川ライオンズは3番片桐心が三塁打を放つなど得点圏に走者を進めたが、好機を生かせなかった。

 大会は17日に開幕し、14チームが出場。東西の地区で7チームずつのトーナメント戦を展開した。

 【西地区】

 ▽決勝

泉野イーグルス

201110―5

000001―1

ときわ澄川ライオンズ

(泉)黒江司、上原―黒江琥

(と)松尾、阿部―山本

 ▽3位決定戦

錦岡ジュニアタウンズ

020102―5

020000―2

大成フェニックス

(錦)高田、及川―新井田、高田

(大)岡野、佐藤―成田

 ▽準決勝

錦岡ジュニアタウンズ

100002 ―3

210304x―10

泉野イーグルス

(六回コールド)

(錦)新井田、高田―高田、新井田

(泉)木村、上原―黒江琥

大成フェニックス

00000 ―0

10033x―7

ときわ澄川ライオンズ

(五回コールド)

(大)成田、沖野―佐藤、成田

(と)片桐雷―山本

 【東地区】

 ▽準決勝

明柳ジャイアンツ

120023―8

100020―3

沼ノ端スポーツ少年団

(明)佐久間、北村―打田

(沼)福田、熊原―熊原、保坂

沼ノ端ジェッツ

00000―0

00502―7

拓勇ファイターズ

(五回コールド)

(沼)山本、三井、松﨑―熊野

(拓)福栄―目時

 ▽1回戦

沼ノ端スポーツ少年団

03124―10

00000―0

飛翔スワローズ

(五回コールド)

(沼)福田、熊原―熊原、保坂

(飛)伊藤、濱口、泉、青山―石井、伊藤、蛯子

―光る堅守、勝利引き寄せる

 堅い守りで西地区を制覇した泉野イーグルス。ときわ澄川ライオンズとの決勝では先発した黒江ら投手陣の好投と安定した守備で1失点に抑えた。桑村監督は「練習で培ってきた守備力を発揮してくれた」とメンバーの奮闘をたたえた。

 先発の黒江は4回を被安打2の無失点。初回に三塁打を浴びるなど、随所で得点圏に走者を抱える場面があったが冷静さを保った。「ランナーが出ても落ち着いて投げられた」と黒江。「コントロールと腕の振りがまだ甘いので夏に向けて練習を積みたい」と貪欲さを見せた。

 決勝で失策0の鉄壁の守備も投手陣を後押しした。内野手の木村主将は「内野ゴロの処理はみんなしっかりできていた」と手応えを語った。

 3番の木村主将は一回1死二塁で右越えの走本塁打で先制点を挙げた。外角高めを捉えたといい、「狙い球を強く打ったら抜けてくれた」と振り返った。

 シーズン開幕戦を優勝で飾った。桑村監督は「いいスタートを切れた。これからも一戦一戦頑張っていきたい」と話した。

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