少年野球の北海道学童軟式野球都市対抗戦「EZO CITY THE BATTLE2020」決勝トーナメントが31日、とましんスタジアムなど苫小牧市内4会場で開幕した。同日は1、2回戦を展開。優勝チームに与えられる来年2月の全日本選抜大会(兵庫県)切符を懸けたハイレベルな戦いが火ぶたを切った。
大会は都市対抗戦運営委員会が主催し、苫小牧市、苫小牧スポーツ少年団野球専門部会など後援。北海道軟式野球連盟苫小牧支部が協力する。道内各地区で編成され、10月の予選リーグを勝ち抜くなどした16チームが出場。11月1日までの2日間で全15試合を繰り広げる。
とましん会場で行われた開会式では、前回覇者で今年2月の全日本大会も制した苫小牧選抜が優勝旗などを返還。北海道チャンピオンシップ協会代表の浦野和由大会長は「全国大会を目指して頑張って」と呼び掛けた。
続いて来賓の岩倉博文苫小牧市長は、「一人ひとりが後悔のないよう全力で挑んで」と激励。選手宣誓は釧路選抜の平野晃生主将が務め、「親や指導者の思いを胸に一戦一戦大切にプレーする」と誓った。