少年野球の北海道学童軟式野球都市対抗戦「EZO CITY THE BATTLE2020」が31日、とましんスタジアムなど苫小牧市内で開幕する。連覇を目指す苫小牧選抜はトーナメント1回戦で空知選抜と激突する。石川将一監督(沼ノ端少年団)は「総合力は高い」と期待し、一戦必勝の進撃を狙う。
北海道チャンピオンシップ協会主催。全道各地区で編成された16チームが出場し、来年2月予定の全日本選抜大会道代表を11月1日までの2日間で競う。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、選手保護者などを除いた無観客開催となる。
7月に苫小牧市内の小学6年生を対象とした2度の選考会を経てメンバー18人が決定した。前回の道大会を制し、今年2月の全日本選抜大会(兵庫)優勝を達成した前年度チームと同様、「守備からリズムをつくって、ノーヒットでも1点を取る」(石川監督)泥臭い野球が体現できる選手が集った。今回から1日70球の球数制限が投手に課せられているため、7人の投手経験者が名を連ねるのも特徴だ。
新型コロナの影響で市内各種公式戦の延期が相次ぐ中、9月から週5日ほどの合同練習時間を設け、組織力を高めてきた。主将の板橋蓮斗捕手(北光ファイターズ)は「たくさん練習を重ねて一つになれた。2連覇できるように頑張りたい」と意気込む。
エース番号1番を背負う石川瑛二朗(沼ノ端少年団)は「自分が投げるときは必ず0点に抑えたい」と頼もしく語った。
苫小牧選抜の登録18人は別表の通り。
監督 石川 将一(沼ノ端スポーツ少年団)
コーチ 桑村 直樹(泉野イーグルス)
長谷川 慎(北光ファイターズ)
スコアラー 山村 寛文(拓勇ファイターズ)
背番号 選手名 所属チーム 守備位置
10 板橋 蓮斗 北光ファイターズ 捕 手
0 大宮 悠生 北星有珠の沢ホークス 内野手
1 石川瑛二朗 沼ノ端スポーツ少年団 投 手
2 神 隼斗 ときわ澄川ライオンズ 捕 手
3 大沼 璃空 北光ファイターズ 投 手
4 熊原 皆翔 沼ノ端スポーツ少年団 内野手
5 田中 健太 沼ノ端スポーツ少年団 内野手
6 金澤 優佑 拓勇ファイターズ 内野手
7 石村剣士朗 北光ファイターズ 外野手
8 吉永 徠人 沼ノ端スポーツ少年団 外野手
9 打田 知也 明柳ジャイアンツ 内野手
11 木川田航大 末広アトムズ 投 手
12 三浦 秀斗 リトルライオンズ 投 手
13 平野 温大 日新スポーツ少年団 外野手
14 今野 和雄 泉野イーグルス 内野手
15 南 彪亨 拓勇ファイターズ 内野手
16 竿田 瑠 沼ノ端ジェッツ 外野手
17 春日 十輝 北光ファイターズ 投 手