少年野球の高円宮賜杯第40回記念全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント南北海道大会が3日、苫小牧市のとましんスタジアムなどで開幕した。同日午前は1回戦が行われ、拓勇ファイターズが5―2でJBC日高ブレイブに勝利。北光ファイターズは朝里ホーネッツに4―5、明柳ジャイアンツは室蘭祝津少年野球部に3―8とそれぞれ及ばなかった。
北海道軟式野球連盟が主催し、同苫小牧支部主管。日本マクドナルドの特別協賛、苫小牧民報社などの後援。
試合に先立ち、とましん会場で行われた開始式では名誉大会長の岩倉博文市長があいさつ。「一人ひとり悔いのない大会にしてほしい。支えてくれる人たちへの感謝の気持ちをプレーで見せて」と激励した。
選手宣誓は、北光の石村剣士朗主将(6年)が務め、「この大会を最大の目標として、厳しい練習を続けてきた。最高の舞台でいままで学んだことを発揮する」と力強く語った。
新型コロナウイルスの影響で中止になった全日本学童軟式野球と関連する地方大会の代替大会。苫小牧、札幌など各地区予選を勝ち抜いた16チームが出場し、4日までの2日間で全15試合を展開。苫小牧からは北光、拓勇、明柳のほか、泉野イーグルスが出場した。