安平町は、胆振東部地震で住宅が「一部損壊」の判定を受けた住民に対する住宅修理金の助成申請期限を、来年3月31日まで再延長した。
町は当初の締め切りを延長して今月末としていたが、問い合わせやまだ修理に取り掛かっていない世帯が多いことから再度、延長する措置を執る。助成の対象は、基礎や外壁、内装クロス、窓ガラス、ボイラーなどで支給額は上限5万円。一度申請した町民は対象にならない。
申請は総合庁舎(早来)の総務課復興・生活再建支援室、総合支所(追分)の住民サービス課で受け付けている。申請する際に罹災証明書や振込先通帳、身分証明書、工事内容が分かる書類が必要。
町の調べによると、8月末時点で一部損壊の被害を受けた住宅は2481棟あるが、申請件数は915件(申請率37%)にとどまる。担当者は「ぜひ利用してもらいたい」と呼び掛ける。
問い合わせは、町総務課復興・生活再建支援室 電話0145(22)2511。