白老観光協会(福田茂穂会長)はこのほど、2020年度事業計画を書面での通常総会で決めた。白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)の観光インフォメーションセンター運営など、民族共生象徴空間(ウポポイ)を生かした事業展開を重点に掲げた。
20年度事業では、同センターを核としたポロトミンタラや観光大型バス駐車場、白老駅舎自由通路の管理運営など新規事業を展開。同センターでは、観光情報の発信や特産品販売などを通じて地域の観光振興を図る。
また、登別市白老町観光連絡協議会など関係団体と連携し、観光客や修学旅行の誘致活動を実施。虎杖浜温泉観光の活性化事業にも取り組む。白老ふるさと2000年の森管理業務、自転車・カヌーの貸し出し事業、地元商品のインターネット販売など既存事業も引き続き展開する。
さらに観光地域づくり法人(地域DMO)の本登録に向けた作業も進めるほか、観光業の登録申請を目指して旅行商品開発や体験メニューづくりなどにも取り組む。