建設中の災害公営住宅 8月に入居者決定 むかわ

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2020年6月2日

 むかわ町は、一昨年の胆振東部地震により自宅が損壊した被災者の住まい再建、支援として現在町内に建設している末広団地C棟(18戸)と文京ハイツ(12戸)に係る家賃など概要を明らかにした。

 1日に開かれた町議会全員協議会で提示した。末広団地は3階建てで全戸2LDK。うち災害公営住宅8戸については仮設住宅(みなし仮設住宅を含む)入居者で罹災判定で「全壊」を受けた町民が対象となる。家賃は目安として月額約2万5000~4万8000円に設定している。

 文京ハイツは小規模改良住宅9戸(3LDK3戸、2LDK6戸)と地域優良賃貸住宅(2LDK)3戸を建設。2LDKは月額5万円、3LDKで6万円を見込んでいる。

 犬、猫などペットについては文京ハイツで受け入れ、現在6世帯分を確保した。駐車場はいずれも1台につき1000円を加算する。

 町によると、現時点で町内の仮設住宅入居者は61世帯105人(鵡川高校野球部寮は除く)。7月から申し込みを受け付け、8月中旬に選考、決定を通知する。入居期限が10月末までとなっていることから「9月初めには仮設住宅に住む全ての町民が次の住まいの見通しを固められるようにしていきたい」としている。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー