むかわ町に本店を構える門脇建設(本社苫小牧市)は21日、新型コロナウイルス対策と胆振東部地震からの復興に役立ててもらおうと、町に100万円を寄付した。
同社は旧鵡川町で設立し、現在は町内に本店を構える。地震で大きな被害を受けた町内において、災害廃棄物の仮置き場として受け入れを行ったほか、下水道、河川、林道などの災害復旧工事にも当たっている。
この日は同社の門脇考靖社長らが町役場を訪れ、「新型コロナの影響で経済が逼迫(ひっぱく)している。有効に使っていただけたら」と話し、善意を届けた。竹中喜之町長は「自粛から収束に向けて町として切れ目のない施策を図り、震災からの復興に向かいたい。町民の皆さんのこれからのために活用したい」と謝辞を述べた。