セコマで販売 ウポポイグッズ 地域食材の商品も

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2020年5月21日

 コンビニエンスストアのセイコーマートは、白老町で開業予定のアイヌ文化復興拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を応援しようと、同町や苫小牧市などの一部店舗で関連商品を販売している。

 商品は、うちわ(455円)、クリアファイル(273円)、ノート(同)、便せん(328円)、布巾(619円)など13点。いずれもアイヌ文様のデザインを取り入れ、アイヌ文化をアピールしている。白老特産の白老牛を具材に使った「白老牛カレー」(700円)、虎杖浜たらこ使用の「パスタソース」(トマト風味、クリーム味、各400円)のレトルト食品もある。

 商品を並べたコーナーには、ウポポイのロゴマークや公式キャラクター・トゥレッポんを描いたプレートを掲げてPR。白老町の全4店のほか、苫小牧市1店、登別市2店、洞爺湖町1店で扱っている。

 白老町のセイコーマート白老萩野店でも、店内にコーナーを設置。「特にレトルト商品が人気。ウポポイの開業はこれからですが、土産品として観光客にも注目されるのでは」と言う。

 セイコーマートを展開するセコマ(本社札幌市)は、2019年から道産材料使用の限定商品や特産品を集めたコーナーを店舗に設け、地域を応援する取り組みを続けている。ウポポイ関連商品の販売もその一環で、同社は「アイヌ文化や北海道の魅力を発信したい」としている。

 取扱店舗は白老町の白老萩野店、白老虎杖浜店、白老東店、白老公園通店、登別市のなりた店と登別店、苫小牧市の苫小牧表町店、洞爺湖町の洞爺たなか店。

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