苫小牧信用金庫白老支店で、白老町の障害者グループホームに入居する男性2人の写真と絵画の作品展が開かれている。29日まで。

　出品したのは、社会福祉法人白老宏友会・地域生活支援センターあぷろのグループホームで暮らす伊東富士夫さん（52）と小倉大周さん（28）。

　伊東さんは写真撮影が趣味で、白老町のポロトの森で咲くミズバショウ、後志管内真狩村のジャガイモ畑の風景、札幌の円山動物園のライオンをモチーフにした写真3点を出品。絵が得意な小倉さんは、海や山を水彩絵の具で抽象的に描いたカラフルな作品2点を展示コーナーに飾った。

　2人は、障害者の作品展で賞を取る実力の持ち主。苫信白老支店の担当者は「感性豊かな力作をぜひ見てほしい」としている。