むかわ 移住定住促進事業 共同住宅建設に「すまいりー助成金」 最大100万円補助

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2020年4月24日

 むかわ町は、移住定住促進事業として町内で新たにアパートなどの民間賃貸共同住宅等を建てる個人や事業者を対象に建設費用の一部を助成する。「すまいりー助成金」と銘打ち、町民がアパートなどを建設する際に1戸当たり最大100万円を補助する。

 民間の協力を得て町内における住宅の絶対数を確保することで、減少が著しく進む町の人口流出の防止を図り、定住促進、地域活性化につなげる。町が昨年策定した胆振東部地震からの復興計画にも盛り込んでおり、仮設住宅の入居期限が今秋に控えることも踏まえ、当初来年度だった予定を1年前倒しして実施する。

 助成は、1棟につき2戸以上の居住室があることが条件。内容は2LDK以上のアパートやマンションなどを建設する個人、事業者に対し、町内者の場合1戸当たり100万円、町外者の場合同条件で50万円をそれぞれ1棟につき最大8戸まで補助する。事業期間は1年間で、5月29日まで申し込みを受け付ける。町は今年度当初予算に3000万円を計上している。

 問い合わせは、鵡川地区が建設水道課技術グループ 電話0145(42)2427、穂別地区は地域経済課建設グループ 電話0145(45)2117。

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