SLポロト号 2年ぶり雄姿 JR白老駅北側に展示

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2020年4月16日

 JR白老駅北側に展示されている「SLポロト号」を覆う冬囲いのシートが16日に外され、2年ぶりに雄姿を現した。

 このSL(D51型、1939年製造)はかつて室蘭線などを走っていたが、75年に役目を終え、翌年から白老町で展示保存。現在、駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)内に置かれている。

 SLポロト号保存会(沢田久雄会長)は毎年、冬の間車両にかぶせていたシートを春に外し、公開していたが、昨年はポロトミンタラの整備工事で中止。工事が終わったことから、2年ぶりに外すことにした。

 保存会メンバーや白老ライオンズクラブ、白老観光協会などの関係者約40人が集まり、沢田会長の号令で巨大なシートを撤去。全長約20メートルの黒光りする蒸気機関車が姿を現した。沢田会長は久しぶりに再会したSLに目を細め、「多くの観光客にも見てもらいたい」と話した。

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